病気による肉体的、精神的なストレスを抱えた状態で、そこに治療やリハビリに伴う時間的な拘束も加わり、その中で日々仕事をしていくのは、本当に大変なことだと思います。
そんな時に、 "With ペイン"
病気と仕事の両立が上手くいかず悩んでいらっしゃるあなたの声をお聞かせください。
専門カウンセラーがあなたに寄り添い、より楽でスムーズな両立に向けてサポートさせて頂きます。
Withペインとは?
産業医として様々な労働者の方々と面談することがありますが、背景に持病を抱えていたり、定期的な治療が必要であることで、どうしても業務に支障が出てしまうケースにしばしば出くわします。本人としては仕事に前向きな姿勢で頑張りたいと思っているにも関わらず、病気のせいで肉体的あるいは時間的な制約を課され、歯がゆい思いをしていらっしゃいます。また、職場の人たちから、病気について十分な理解を得られていればいいのですが、往々にして理解されておらず、誤解があり精神的に迫害されたり、場合によっては退職に追い込まれてしまうことも起きています。
このような肉体的あるいは精神的なハンディキャップを抱えた労働者の方々に対して産業医が介入できることにはどうしても限りがあるため、生まれたのがWith ペインです。カウンセリングを通じてゆっくりと担当カウンセラーとお話し頂きながら、日頃のストレスを緩和して頂き、よりスムーズに日常業務に携わって頂けますよう、誠心誠意サポートさせて頂きます。
ストレスを抱えながら仕事をする方々の心理的状況について
厚生労働省の「労働安全衛生調査」によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっている事柄があると答えた労働者は50%以上いらっしゃいます。つまり、2人に1人以上の労働者は何らかのストレスの中、仕事に従事していると言えます。この中のストレス源の1つに病気の存在があります。病気そのものの症状に悩まされたり、治療による副作用に悩まされたりする症状由来の悩みもあります。また、検査や治療、リハビリなどの目的で定期的な通院を余儀なくされ、時間的な制約を受けることも仕事上で足かせとなります。そして、病状が悪化したり、病気が再発したりすることへの不安こそ、最も大きな精神的ストレスの要因です。我々は、このような様々なストレスを抱えながら仕事をする方々にとって、カウンセリングを通じて抱えているストレスを緩和することで、安定した日常業務に大きく貢献できると考えています。
病気の治療と仕事の両立に関する現状について
「治療と職業生活の両立等支援対策事業」(厚労省委託事業)におけるアンケート調査によると、病気を理由に1か月以上休業している従業員がいる企業の割合は、約70%程度です。また、2010年に実施された「国民生活基礎調査」によると、仕事をしながら、がんで通院している方は32.5万人に上っています。さらに、健康診断で、脳や心臓の大きな病気のリスクとされる高血圧や脂質代謝異常などを指摘される方は徐々に増えていて、大きな病気の発症リスクを抱える労働者は増加傾向にあると言えます。もちろん、これらの病気の有病率は年齢が上がるほど高くなりますので、近年の高齢化に伴い、職場における労働者の高齢化が進む中で、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援は間違いなく必要になってきています。
一方で近年の医療の進歩により、かつては不治の病とされていた病気でも生存率が向上し、長く付き合う病気に変化しつつあり、労働者の方が病気になったからと言って、すぐに仕事をやめることもなくなってきました。
以上より、我々はカウンセリングにより精神心理的なサポートをさせて頂くことで、労働者の方々の治療と仕事の両立支援、更にはSustainable Development Goals (SDGs)と呼ばれる、包括的かつ持続可能な経済成長に貢献して参りたいと考えています。
Withペインの対象は?
Withペインでは以下のような病気を抱えている方々のお声を聞かせて頂いております。
以下はあくまで例ですので、リストに無い病気でももちろん対応可能です。
是非、お気軽にお声がけください。
がんの方
- がんと聞いて、精神的に参っている、不安が強い
- 抗がん剤や放射線治療の副作用で悩んでいる
- 手術によって体力が落ちている
- 治療のための定期的な通院がストレス
脳卒中の方
- 定期的なリハビリが大変
- どうしても麻痺があってスムーズに動けない
- ろれつが回りにくく、スムーズに話せない
- 痛みやしびれが残っている
難病の方
- いつ症状が悪くなるか、いつも不安
- 病気について周りの人や職場に言いづらい
心疾患の方
- またいつ心臓がおかしくならないかいつも不安
糖尿病の方
- 周囲から誤解を受けている
- だらしがないと思われてストレスに感じている
With ペインの立ち位置
厚生労働省は2016年に「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を公表し、以後毎年改訂されています。これは今後、日本で労働者の高齢化も進むことが見込まれる中、企業と医療機関が適切に情報を共有し、疾病を抱えた労働者の治療と仕事の両立を支援するためのものです。このスタンスの中で、我々は痛みを抱えた労働者に寄り添い、精神的サポートをさせて頂くことで、企業と医療機関の間に入り、よりスムーズな両立に貢献させて頂きます。
Withペインの特徴
独自性
我々は独自に考案したアンメッド流カウンセリングを取り入れております。病気による様々なストレスは、職場環境においても、他人からなかなか理解されにくいと思います。症状や悩みを抱えていらっしゃる方々がいかに日々の仕事を上手くやっていくかという問題にフォーカスすることで、より実践的にみなさまに寄り添い、本質的で深い会話を通じて心身両面からのカウンセリングを実践し、解決への糸口を見つけていけるようにサポートさせて頂きます。
産業医監修
Withペインは日本医師会認定産業医が監修して作られたカウンセリングサービスです。これまでに企業で働く、病気を抱えた労働者の方々の様々な悩みを共有してきました。これまでの産業医経験を背景に、UnMed Tiesの所属カウンセラーと共に、より良いカウンセリングサポートをご提供すべく、継続的に連携し、日々研鑽しております。
カウンセラーの質
Withペインを担当するカウンセラーは全員、公認心理士、臨床心理士、保健師または看護師などの国家資格、またはそれに準ずる公認資格を保有しており、職場における労働者環境について理解しておりますので、是非安心してご利用下さい。また、UnMed Tiesでは定期的に資料の配布を行い、様々なモデルケースに対して柔軟に対応できる状態でカウンセリングに臨むよう心がけております。