葭川 香織よしかわ かおり/女性
自己紹介
はじめまして。公認心理師の葭川です。
私は大学時代から心理学を学び、その後は小学校教諭として長年勤務し、現在は公認心理師としてカウンセリングに従事しております。
カウンセリングにおいて私が1番大切にしていることは、「クライエントさまにご自分らしく、安心してお話していただける関係づくり」です。
幼い頃から、人を頼ることや助けを求めることが苦手だった私は、自分の辛いことや悩みを相談することがとても苦手でした。「このことを言ったら相手はどう思うかな…」。そう考えると、自分の言いたいことがなかなか言えなくて、感情を出すこともためらっていました。
すぐに傷ついてしまう気質も強かったため、なかなか自己肯定ができず、いつも心の中には本当の自分を出せない辛さや孤独感を抱きながら、「自分らしく生きるためにはどうしたら良いのだろう」と思い悩んでいました。
そんな自分にも、「安心して話せる人」と出会えたことで転機が訪れます。自分らしく、飾らずに語ることができたことで、それまでずっと重く、閉ざされていた心の扉は、少しずつ開き、相手に認めてもらえたこと、共感的に受け止めてもらえたことで、私自身も「自分らしさ」を受け入れることができるようになっていきました。
人との出会いや対話を通じて、ありのままの自分を受け入れてもらえることの嬉しさと安心を重ねてきたからこそ、「今度は自分を必要としてくださる方のために力を尽くしたい」と望むようになり、心理の勉強を更に深め、現在に至りました。
クリニックには様々なことがきっかけや原因となって、お辛い気持ちや、心細くなるような不安を抱えていらっしゃる方がたくさんご相談に来られます。 私たちはそんな皆さま方が少しでも安心して、ご自分らしい毎日を過ごされることを願いながら、クライエントさまに寄り添った対応させていただいております。よろしければ、ご無理なくお話できることから、ゆっくりとご自分のペースで大丈夫ですのでご相談いただけたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
経歴
大学卒業後、教員として22年勤務する。小学校現場では児童の発達も学び、特に支援教育について約10年間研究・研鑽を積む。
また、支援コーディネーターや教育相談担当として児童との面談や心理検査、保護者からの相談業務にも従事するようになり、公認心理師の資格を取得。
その後は医療的アプローチ・心理的ケア、環境調整の充実を目指すために、教員・心理師として介入し、地域の医療機関や専門機関と連携して児童や家庭の様々なケースに対応してきた経験を持つ。